日米野球、11月に4年ぶり開催へ 侍ジャパンが迎え撃つMLBオールスターチームにはスターが集結

2018.10.3

11月9日、ファン待望の「2018日米野球」が幕を開ける。前回開催されたのは2014年のこと。実に4年ぶりにMLBオールスターチームが来日し、稲葉篤紀監督率いる侍ジャパンと熱戦を繰り広げる。東京ドームで3試合、マツダスタジアムで1試合、ナゴヤドームで2試合の合計6試合を予定。これに先駆け、侍ジャパンは7日にチャイニーズ・タイペイと壮行試合を、MLBオールスターチームは8日に巨人とエキシビジョンゲームを行う。

写真提供=Getty Images

写真提供=Getty Images

MLBを率いるのは、マーリンズのマッティングリー監督

 11月9日、ファン待望の「2018日米野球」が幕を開ける。前回開催されたのは2014年のこと。実に4年ぶりにMLBオールスターチームが来日し、稲葉篤紀監督率いる侍ジャパンと熱戦を繰り広げる。東京ドームで3試合、マツダスタジアムで1試合、ナゴヤドームで2試合の合計6試合を予定。これに先駆け、侍ジャパンは7日にチャイニーズ・タイペイと壮行試合を、MLBオールスターチームは8日に巨人とエキシビジョンゲームを行う。

 すでに一部のメンバーは発表済み。侍ジャパンには、菅野智之投手(読売)、山崎康晃投手(横浜DeNA)、菊池涼介内野手(広島東洋)、秋山翔吾外野手(埼玉西武)、柳田悠岐外野手(福岡ソフトバンク)、筒香嘉智外野手(横浜DeNA)が名を連ねる。一方、MLBオールスターチームにはどんなメンバーが選ばれたのか。監督以下、主な選手を紹介していきたい。

 今回、MLBオールスターチームを率いるのは、ドン・マッティングリー監督(マイアミ・マーリンズ)だ。マーリンズを率いて今季で3シーズン目。イチロー外野手(シアトル・マリナーズ)や田澤純一投手(ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム)が所属したことでも知られる。2011年から5シーズンはロサンゼルス・ドジャースで指揮を執り、この時は黒田博樹氏とともに戦った。現役時代は、名門ニューヨーク・ヤンキースのスター一塁手として名を馳せ、通算2153安打、222本塁打、1099打点、打率.307と大活躍。球宴6度、ゴールドグラブ賞9度、首位打者、打点王、MVPなど数々のタイトルを手に入れ、背番号23は永久欠番となっている。ヤンキースのコーチ時代には松井秀喜氏とともに戦うなど、日本にもなじみが深い人物がどんな采配を振るうのか楽しみだ。

MLB現役NO1捕手のヤディエル・モリーナが来日

 来日選手の中で最大の目玉と言えば、現役NO1捕手の呼び声高いヤディエル・モリーナ(セントルイス・カージナルス)だ。殿堂選手イバン・ロドリゲスら名捕手を多数輩出するプエルトリコ出身の36歳。2004年に21歳でメジャーデビューを果たして以来、名将トニー・ラルーサ監督の下で頭脳野球を習得し、正捕手として強豪カージナルスの大黒柱に成長した。驚愕の強肩はメジャー15年目を迎える今でも衰え知らず。膝を着いたまま本塁から二塁へ矢のような送球で盗塁を刺す様子は圧巻で、文字通り“チームの要”となる。2人の兄ベンジーとホセも元メジャー捕手。2013年、2017年のワールド・ベースボール・クラシック™(WBC)にもプエルトリコ代表として出場。2013年の第3回大会準決勝では先発マスクをかぶり、日本を相手に勝利を収めた。

 続いては、今季ナ・リーグMVPの有力候補の1人となっているクリスチャン・イエリチ外野手(ミルウォーキー・ブルワーズ)だ。昨オフにマーリンズからブルワーズへトレード移籍した26歳の外野手は、8月29日のシンシナティ・レッズ戦で自身初のサイクルヒットを達成すると、わずか19日後の9月2日レッズ戦で2度目のサイクルヒットを成し遂げた。長いMLBの歴史をたどっても、1シーズンに2度サイクル安打を達成したのは、イエリチ外野手で5人目だった。2017年の第4回WBCにはアメリカ代表として出場し、初優勝に大貢献。母方の祖父は日本人という日系3世選手でもある。

今季ナ・リーグMVP、新人王の両候補もメンバー入り

 もう1人、忘れてならないのが、ロナルド・アクーニャJr.外野手だ。今季、5年ぶりに地区優勝を果たしたアトランタ・ブレーブスの中心となったのが、このベネズエラ出身の20歳外野手。類い稀なる身体能力が魅力で、レフトの守備範囲を超えて、あらゆる打球をキャッチしてみせる。屈強な体格を誇るメジャーリーガーの中では、小柄で細身な印象を受けるが、その体に秘めたパワーは圧巻。5月下旬に膝を痛め、約1か月間戦列を離れたが、それでも今季26本塁打、長打率は5割を超えるバッティングを見せる。父と伯父、弟もプロ野球選手という野球一家に育ち、横浜DeNAのエドウィン・エスコバー投手は従兄にあたる。

 この他、ホイット・メリフィールド内野手(カンザスシティー・ロイヤルズ)、カルロス・サンタナ内野手(フィラデルフィア・フィリーズ)、エイウヘニオ・スアレス内野手(シンシナティ・レッズ)、クリス・テーラー内野手(ロサンゼルス・ドジャース)、リース・ホスキンス外野手(フィラデルフィア・フィリーズ)の来日が決まっている。今後追加されるメンバーにも大きな期待が持てそうだ。

 世界各国からトップ選手が集まるMLBを代表するオールスターチームを相手に、稲葉ジャパンはどんな戦い見せてくれるのだろうか。今回もまたファン垂涎の熱戦が繰り広げられる。

【了】

記事提供=Full-Count
写真提供=Getty Images

NEWS新着記事