新着記事の一覧
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“辞め時”を探った日々から6年… 女子代表・楢岡美和をW杯初出場に導いた家族の言葉
2024.07.22 女子7月28日から8月3日にカナダで開催される「カーネクスト presents 第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」(以下W杯)。大会7連覇を狙う野球日本代表「侍ジャパン」女子代表に入った九州ハニーズの楢岡美和外野手は、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手と同い年の29歳だ。女子野球の第一人者が、紆余曲折を経て最高峰の舞台に立つ。
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60年ぶり優勝を目指し磨いた打力 日本通運・添田真海主将「打って勝ちたい」
2024.07.15 日通情報先輩たちの胸を借りながら、新しい日本通運野球部を創り上げる。今季から主将を務める添田真海内野手は7月19日に開幕する第95回都市対抗野球大会で1964年以来60年ぶりの日本一を目指す。「先輩たちはチームを引っ張ってくださるので、後輩たちを自分が導いていけるように」。入社5年目の27歳は世代の橋渡し役に徹する。
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日本の優勝は「らしい野球できたから」 元メキシコ代表・クルーズが語る“侍の強み”
2024.07.08 トップチーム2014年から4年間、千葉ロッテや読売などでプレーしたルイス・クルーズ内野手は、メキシコ代表として3度「ワールド・ベースボール・クラシック™(WBC)」に出場した。国を代表して戦った経験を「誰もがプレーしたいと思う場所で3回もさせてもらった。最高の誇り」と語り、「本当に光栄なこと」と繰り返した。
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嶋基宏を成長させたプレミア12敗退の悔しさと責任 名捕手が肝に銘じた野球の怖さ
2024.06.24 トップチーム東京ヤクルトの嶋基宏ヘッド兼バッテリーコーチは、2015年「第1回WBSCプレミア12」で野球日本代表「侍ジャパン」の主将を務めた。準決勝・韓国戦でのまさかの敗退に「思い出したくない思い出」と苦笑いするが、それは同時に、指導者となった今も胸に刻む“財産”を得る経験となった。
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元チャイニーズ・タイペイ代表・陽岱鋼の成長を後押し WBCで痛感した「日本の野球」
2024.06.17 トップチームかつて北海道日本ハム、読売で俊足・強打の外野手として活躍した陽岱鋼(よう・だいかん)外野手は、今年からオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(以下オイシックス新潟)に所属し、イースタン・リーグでNPB球団の2軍と戦っている。台湾出身の陽選手は、過去にチャイニーズ・タイペイ代表の一員として野球日本代表「侍ジャパン」と対戦した経験が、自分の成長を促してきたと語る。
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すでに備わっている侍ジャパンとしての“覚悟” 西川史礁が目指す2026年の大舞台
2024.06.10 トップチーム今年3月の「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」で大学生ながら野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームに抜擢され、一躍全国的に名を揚げたのが西川史礁(みしょう)外野手(青山学院大)だった。その後、東都大学野球春季リーグ戦でも4番打者としてチームを3季連続優勝に導き、今秋のドラフト会議(新人選手選択会議)では1位指名候補と見られている。
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「女子野球を五輪種目に」 W杯2度優勝の小西美加が挑み続ける世界での競技普及
2024.06.03 女子野球日本代表「侍ジャパン」女子代表が目指す大会7連覇。7月28日から8月3日にカナダで開催される「カーネクスト presents 第9回WBSC女子野球ワールドカップ ファイナルステージ」(以下W杯)で、前人未到の記録達成に挑む。連覇の歩みを振り返ると、初優勝は2008年、愛媛・松山市で開催された第3回大会だった。
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W杯で最優秀投手賞を獲得 “高校3冠”右腕がU-18代表から得たプロへの学び
2024.05.27 社会人大阪桐蔭高時代の2021年には明治神宮野球大会、22年春には選抜高等学校野球大会、同年秋には国民体育大会で優勝し、高校3冠を達成した川原嗣貴(しき)投手。現在は社会人野球のHonda鈴鹿で2年後のプロ入りを目標に、右腕に磨きをかけている。
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縁がないと思っていた日本代表 倉本寿彦をプロ入りに導いた“2014年の経験”
2024.05.20 社会人勝負をかけた1年の取り組みが間違っていないと確信を持つ貴重な場となった。元横浜DeNAで今季からくふうハヤテベンチャーズ静岡でプレーする倉本寿彦内野手は、社会人野球の日本新薬に所属していた2014年に韓国・仁川で開催された「第17回 アジア競技大会」で初めて日の丸を背負った。この年にドラフト会議(新人選手選択会議)で指名されなければプロ入りを諦めると決めていた倉本選手にとって、日本代表選出は自信を深める機会となった。
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「奥川と一緒に」読売・山瀬慎之助が描く未来 1軍定着から目指す侍ジャパンへの飛躍
2024.05.13 U-18昨季までの1軍出場は13試合にとどまるが、それでも日本球界屈指の強肩と評され、将来を嘱望されているのが山瀬慎之助捕手(読売)だ。幼馴染の奥川恭伸投手(東京ヤクルト)と小学校、中学校、高校時代を通じてバッテリーを組み、高校3年の2019年夏には揃って野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表として韓国で行われた「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場した。今年でプロ5年目。当時思い描いた未来に向かって、歩み続けている。