U-23の一覧
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大学代表での経験は「本当に財産」 乾真大が感謝する“親友”斎藤佑樹との出会い
2022.09.12 U-232007年から2010年までの4年間は、大学野球が近年屈指の大注目を浴びた時期ではなかったか。その中心にいたのが、高校野球で“ハンカチ王子”として社会現象にまでなった斎藤佑樹投手(早稲田大学)だった。在学中の4年間、ずっと大学代表に選ばれた右腕の後を追いかけるように、2年生から代表入りしたのが乾真大投手(東洋大学)だ。2011年には揃って北海道日本ハムに入団。同学年のスターと濃密な時間を過ごした乾投手は今夏、ルートインBCリーグの神奈川フューチャードリームスで現役から退く決断をした。
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高校では「悔しさ」大学では「自信」 広島東洋・宇草の転機となった日本代表
何もできず悔しさしかなかった高校時代、その想いを胸に主力としてグラウンドを駆け回った大学時代。広島東洋・宇草孔基外野手は、日の丸のユニホームに袖を通した日々を「あの経験がプロを目指すきっかけになった」と振り返る。
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成長を後押した「大きな財産」 日米大学野球から3年 中央大・森下翔太の現在地
2022.05.30 U-232019年に行われた「第43回日米大学野球選手権大会」で、野球日本代表「侍ジャパン」大学代表は3勝2敗で米国に勝ち越し、3大会ぶり19回目の優勝を飾った。当時のメンバー24人のうち18人がプロ野球選手となり、4人が名門の社会人チームに入った。残るは、当時1年生だった中央大学・森下翔太外野手と亜細亜大学・田中幹也内野手の2人。3年前の経験を基に成長した森下選手は4年生となった今年、ドラフト上位候補として名前が挙がる。
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経験は「自信や栄養になる」 大学代表3度選出・中後悠平氏が受けた刺激と衝撃
2022.05.09 U-23自分の人生を振り返った時、もう1度戻れるとしたら、あなたはどの時代を選ぶだろう。現在、横浜DeNAの球団職員として働く中後悠平氏は「僕は大学生ですね。野球人生の中で最も濃い4年間。楽しい思い出です」と目を細めながら微笑んだ。
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元U-18/U-23代表内野手の心に残る指揮官2人の言葉 「自由にプレーして」
「大河は自由にしてください」2016年8月。熊本・秀岳館高3年だった松尾大河内野手(現福岡北九州フェニックス)は、台湾で行われた「第11回 BFA U-18アジア選手権大会」に向け、野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表入りを果たした。チームを率いた小枝守監督から出会って間もなく掛けられたのが、冒頭の言葉だ。
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侍ジャパンを「目指していきたい」 横浜DeNA・牧秀悟が日の丸に寄せる想い
2022.04.04 U-23大卒2年目ながら横浜DeNAの4番打者として君臨する牧秀悟内野手。ルーキーイヤーだった昨季は8月25日の阪神戦(京セラドーム大阪)でサイクル安打を達成し、最終的には打率.314、22本塁打、71打点を記録。栗林良吏投手(広島東洋)らと歴史的な新人王争いを演じ、新人特別賞を受賞した。
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投打の二刀流で狙うドラフト1位 大学代表候補・矢澤宏太が目指す舞台
2022.03.28 U-23憧れから使命へ――日本体育大学の矢澤宏太投手は昨年12月、野球日本代表「侍ジャパン」大学代表候補選手の強化合宿に参加した。かつて見た日本代表の姿で今でも鳥肌が立つほど興奮したのは、2009年「第2回ワールド・ベースボール・クラシック™」(WBC)で優勝を決めたイチロー氏の一打。日本代表に強く憧れる二刀流は強化合宿で、ドラフト1位指名でのプロ入りと日の丸を背負って戦う想いを強くした。
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日米大学野球で痛感した新球種の必要性 阿波野秀幸氏がスライダーを覚えた理由
2022.02.14 U-23現役時代は近鉄、読売、横浜と3球団で活躍した阿波野秀幸氏。ルーキーイヤーの1987年に西崎幸広氏(日本ハム)とのデッドヒートを制して新人王に輝くと、1989年には19勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得した。エース左腕として一時代を築き上げたが怪我に泣かされることも多く、2000年を最後に現役引退。読売、中日などで投手コーチを務め、指導者として手腕を振るっている。
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1軍出場の先に待つ同級生との“再会” 福岡ソフトバンク海野を刺激する仲間の活躍
2022.01.17 U-23ひりつくような緊張感の中で戦ったことを、今でも鮮明に覚えている。福岡ソフトバンク・海野隆司捕手が初めて日の丸のユニホームに袖を通したのは2018年のこと。その夏に米国で開催された「第42回日米大学野球選手権」(以下、日米大学野球)、そしてオランダで開催された「第29回ハーレムベースボールウィーク」で、野球日本代表「侍ジャパン」大学代表に選ばれた。
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“真の”大学代表で一念発起 福岡ソフトバンク2年目外野手が学んだ考える力
2021.12.06 U-23日の丸をつけて戦った日々は刺激に満ちていた。福岡ソフトバンクの柳町達外野手は慶應大学4年時の2019年7月、野球日本代表「侍ジャパン」大学代表の1人として「第43回日米大学野球選手権大会」に参加し、メジャーリーガーの卵たちとの戦いに臨んでいた。