U-23の一覧
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ドラフトを賑わせた侍ジャパン経験者たち 国際舞台の経験を糧にプロへの切符
NPBではセ・パ両リーグともに熾烈な優勝争いが繰り広げられているが、その只中にある10月11日、都内ホテルで行われたのが2021年度新人選手選択会議、いわゆるドラフト会議だった。この日、支配下選手として77人、育成選手として51人が名前を呼ばれ、プロへの切符を手に入れた。
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「僕史上、一番良かった」 中日・郡司がプロ入り後も立ち返る大学代表の2打席
2021.10.04 U-23雨が時折ちらつく、東北の夜だった。中日の郡司裕也捕手は、2年前の感触をありありと覚えている。2019年7月20日、福島・ヨーク開成山スタジアムで開催された「第43回 日米大学野球選手権大会」の第4戦。大学日本代表の一員だった慶應大学の4年生は、右へ左へとアーチを架けた。「僕史上、一番良かったバッティングです」。自身にとっても、衝撃だった。
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元U-23代表・オリックス5年目右腕が明かす コロンビアでつかんだ成長のヒント
2021.09.27 U-23まさか、の選出だった。2018年10月にコロンビア・バランキージャで開催された「第2回 WBSC U-23ワールドカップ」。この年、プロ2年目だったオリックス・山崎颯一郎投手は野球日本代表「侍ジャパン」U-23代表のメンバーとして縦縞のユニホームに袖を通した。まだ1軍デビューを飾る前のこと。「まさか選ばれるとは思っていなかったです」と、驚きをもって振り返る。
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横浜DeNA大型右腕が忘れられないU-23での一幕 稲葉監督が最初に伝えた言葉とは
2021.09.06 U-23横浜DeNAで4年目の阪口晧亮投手は2018年秋、コロンビアのバランキージャで行われた「第2回WBSC U-23ワールドカップ」に出場した。当時はプロ1年目。まだ1軍での登板もない頃だったが、大会では2試合に先発して好投。日本の準優勝に貢献した。さらに、代表入りしなければ訪れなかったであろう国でのプレーは、人間的にも大きな経験になったという。今後の飛躍を期待される大型右腕が、忘れられない10日間を振り返った。
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米国、キューバでの濃厚な3週間 元オリックス・大引啓次氏が大学代表で得た気づき
2021.08.10 U-23オリックス、北海道日本ハム、東京ヤクルトの3球団でプレーした大引啓次氏は2006年、法政大学4年次に大学日本代表の一員に選ばれ、米国で行われた「第35回日米大学野球選手権」と、キューバで行われた「第3回世界大学野球選手権」を戦った。世界の野球を知った経験はその後のプロ生活に生かされ、さらに指導者を目指す今も指針となっている。
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「自分はまだまだレベルが低い」 千葉ロッテ・荻野が大学代表で知った“現在地”
2021.08.02 U-23「実はいつどんな形で試合に出たかも、あまり覚えていないんです。日本のピッチャーがすごく良くて全然打たれずにレベルが高いなと思ったのは覚えていますね。僕自身は打撃も守備もそれほど目立つ方ではなかったので、足を生かした代走などで使ってもらえればいいと思いながらやっていました」
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コミュニケーションが生んだ信頼関係 東北楽天捕手がU-18/U-23代表で得た学び
2015年に開催された「第27回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の侍ジャパンU-18代表メンバーには、若くしてプロの世界で活躍している投手が多い。当時、その投手陣を引っ張ったのが、静岡高3年の堀内謙伍捕手(現・東北楽天)だった。日の丸を背負って学んだのは、コミュニケーションの大切さと考える力。かつての仲間と1軍の舞台で対戦するため歩みを進めている。
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「プロを目標にするきっかけに」 読売・ドラフト2位右腕が大学代表で得た気付き
2021.06.21 U-23激闘の記憶は今も刺激になっている。読売・山崎伊織投手は2019年に開催された「第43回 日米大学野球選手権大会」(以下、日米大学野球)に出場。当時は東海大学の3年生だった。この時、侍ジャパン大学代表として共に戦った投手陣の大半がプロ入り。右肘手術からの復活を目指す山崎投手は今も、当時の仲間の活躍に刺激を受けている。
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ついに2021年シーズンがスタート 栄えあるNPB開幕スタメンを飾った侍戦士たち
2021.04.05 全世代本州では桜が見頃だった3月26日、日本プロ野球(NPB)の2021年シーズンが開幕した。前年は新型コロナウイルス感染症の影響により開幕が約3か月遅れ、シーズンは120試合に短縮。当初は無観客で試合が実施されるなど、異例ずくめのシーズンとなった。それだけに、例年通り3月に行われた今季開幕を待ちわびたファンも多かったことだろう。
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「僕もプロに行きたい」 横浜DeNA・6年目遊撃手の人生を変えた大学代表での経験
2021.03.15 U-232014年の初夏6月、翌月にオランダで開催される「第27回 ハーレムベースボールウィーク」に向けて発表された侍ジャパン大学代表の中には、当時、國學院大学3年生だった柴田竜拓内野手(現・横浜DeNA)の名前があった。意識すらしたことがなかった代表入り。「うれしいのもありましたが、大学代表という責任感というか、緊張感があった気がします」。喜び半分、驚き半分で向かった代表チームでの経験が、その先の進路を大きく変えた。