侍ジャパン、1次ラウンド4戦全勝で準々決勝へ! 井端監督「一戦一戦、あとは戦うだけ」
苦しみながらも最後に打線が底力を見せつけた。野球日本代表「侍ジャパン」は10日、東京ドームで行われた「2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ」チェコ戦に9-0で勝利した。0-0の8回裏に周東佑京外野手(福岡ソフトバンク)の3ラン、村上宗隆内野手(シカゴ・ホワイトソックス)の満塁弾などで9点を奪った。投げては先発の高橋宏斗投手(中日)ら4投手で完封リレー。すでに1位通過を決めていた1次ラウンドを4戦全勝で終え、米国マイアミが舞台となる14日(日本時間15日)の準々決勝に弾みをつけた。
写真提供=Full-Count
チェコ投手陣に苦しんだ侍打線…7回終わりまで0-0
苦しみながらも最後に打線が底力を見せつけた。野球日本代表「侍ジャパン」は10日、東京ドームで行われた「2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ」チェコ戦に9-0で勝利した。0-0の8回裏に周東佑京外野手(福岡ソフトバンク)の3ラン、村上宗隆内野手(シカゴ・ホワイトソックス)の満塁弾などで9点を奪った。投げては先発の高橋宏斗投手(中日)ら4投手で完封リレー。すでに1位通過を決めていた1次ラウンドを4戦全勝で終え、米国マイアミが舞台となる14日(日本時間15日)の準々決勝に弾みをつけた。
一気に得点を積み重ねたのは終盤の8回だった。先発オンジェイ・サトリア投手が投げる120キロ台のストレート、110キロ台のチェンジアップに翻弄されるなど、チェコ投手陣に苦しんでいた侍打線がようやく火を噴いた。「2番・右翼」佐藤輝明内野手(阪神)の死球を足掛かりに、1死一塁から途中出場の若月健矢捕手(オリックス)が右翼線二塁打。相手の中継プレーが乱れた間に佐藤選手が先制ホームを踏み、その後、2死一、二塁から7番・周東選手が右中間スタンドへ会心の3ランをかっ飛ばした。
周東が会心の3ラン「初めてくらいの感覚」
「まさか自分がこういう舞台で打てるとは思っていなかった。なかなか点が入っていなかったですし、若月が本当にいいところで打ってくれたので、何とかかえそうとは思っていました。初めてくらいの感覚で、打った瞬間に入るかなと思ったんですけど、ホームランバッターの皆さんのようになかなか歩くことができずに、すぐにかえってきちゃいました」
満面の笑みで振り返った周東選手の1発で4-0となって、流れは完全に日本のものとなった。
なおも攻撃は止まらない。8番・中村悠平捕手(東京ヤクルト)と9番・牧原大成内野手(福岡ソフトバンク)の連打などで2死満塁として、代打の牧秀悟内野手(横浜DeNA)が押し出し四球を選んで5点目。3番・村上選手のグランドスラムまで飛び出して、この回一挙9点。すでに1次リーグの1位通過を決めていたこともあり、大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)や鈴木誠也外野手(シカゴ・カブス)らを休ませた打線は、最後の最後で結果を出した。

投手陣は安定のパフォーマンス…4投手で完封リレー
投手陣は抜群の安定感を見せた。先発・高橋選手は4回2/3を投げて、2安打1四球無失点に切り抜け、「ストレートでしっかり押していきながら、持ち味のスプリットで最後、打ち取るという形を(捕手の中村)悠平さんとしっかり話し合って、それを試合の中で表現できたのが良かったと思います」と満足そう。さらに、2番手の宮城大弥投手(オリックス)以降の投手は1人の走者も許さないパーフェクトリリーフだった。
3番手で7回から2イニングを投げた今大会初登板の金丸夢斗投手(中日)は、7回1死から5者連続で空振り三振。9回を締めた4番手の北山亘基投手(北海道日本ハム)も3者連続空振り三振とチェコ打線を封じ込んだ。「投手陣はいいボールを投げていた。宮城投手は、回の途中、イニング跨ぎを試せたのは良かった。最後に北山投手というプランがあった。試せて良かったと思います」と、井端弘和監督も目を細めるばかりだ。
準々決勝の舞台・マイアミへ「出し惜しみがないように」
1次ラウンドはチャイニーズ・タイペイ、韓国、オーストラリア、チェコを撃破し、4戦全勝でフィニッシュ。14日(同15日)の準々決勝からは、米国マイアミにあるローンデポ・パークに舞台を移す。対戦相手は11日(同12日)に決まるプールDの2位チームで、ドミニカ共和国、ベネズエラのいずれかだ。どちらが来ても強敵だが、周東選手が「自分たちのやれることをやって、いい顔をして、また日本に帰ってこられるように頑張りたいと思います」と言い切ったように、チームは波に乗っている。
「まだまだやらないといけないこともあるかなと思いますし、上がってこないといけない選手もいるかなと思いますので、向こう(マイアミ)へ行って、しっかり調整して仕上げたい。時差がありますのでコンディションを整えたい。もうここで負けたら(終わり)、というのはありますので、投手、野手を含めて総力戦。出し惜しみがないようにやっていきたい。一戦一戦、あとは戦うだけ。日本の国民のみなさんを喜ばせたいなとは思っています」
井端監督が力強く語ったように、大会連覇という目標に向かって侍ジャパンは突き進む。
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