2026年侍ジャパン各カテゴリーが挑む国際大会 3月WBCでトップチームが先陣

2026.1.12

2026年が幕を開けた。今年は4年に一度のWBC(WORLD BASEBALL CLASSIC™)イヤーということで、野球日本代表「侍ジャパン」が大きく注目されている。今回は、トップチームが大会2連覇を狙う3月のWBCに加え、2026年に侍ジャパン各カテゴリーが出場を予定する国際大会を紹介したい。

写真提供=Getty Images

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井端弘和監督の下で目指すWBC2連覇

 2026年が幕を開けた。今年は4年に一度のWBC(WORLD BASEBALL CLASSIC™)イヤーということで、野球日本代表「侍ジャパン」が大きく注目されている。今回は、トップチームが大会2連覇を狙う3月のWBCに加え、2026年に侍ジャパン各カテゴリーが出場を予定する国際大会を紹介したい。

 まず、全カテゴリーの先陣を切るのが、井端弘和監督率いるトップチームだ。今回のWBCは3月5日に開幕。日本は1次ラウンドで東京が舞台となるプールCとなり、6日にチャイニーズ・タイペイと初戦を戦ったのち、韓国、オーストラリア、チェコとの総当たり戦を行う。その結果、上位2チームが決勝トーナメントへ駒を進め、プールDを勝ち上がった2チームと米フロリダ州マイアミでの準々決勝で対戦。勝ち進めば、18日に決勝に臨むことになる。

 12月26日には出場予定の8選手が発表され、自身のSNSで出場表明をしていた大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)に加え、菊池雄星投手(ロサンゼルス・エンゼルス)、松井裕樹投手(サンディエゴ・パドレス)、伊藤大海投手(北海道日本ハム)、大勢投手(読売)、種市篤暉投手(千葉ロッテ)、平良海馬投手(埼玉西武)、石井大智投手(阪神)が名を連ねた。

 大会に先駆け、2月14日から宮崎で事前合宿を行い、壮行試合、強化試合を経て、2連覇を達成するためチームの結束を高める。

社会人代表が臨む大一番のアジア競技大会

 2026年開催の国際試合でWBCに次ぐ大きさとなるのが、9月に愛知・名古屋が舞台となる第20回アジア競技大会だ。この大会には社会人代表が参加。川口朋保監督が率いるチームが目指すのは、1994年の第12回大会以来2度目となる優勝だ。2010年の第16回大会から韓国が4連覇中と他を圧倒しているが、日本は昨年11月に、前哨戦とも言える第31回BFAアジア選手権で見事、2連覇を果たしている。社会人選手にとって最も大きな大会で、韓国の牙城を切り崩すことはできるのか、注目だ。

 11月に2年ぶり6度目の開催となるのが、WBSC U-23野球ワールドカップだ。開催国のニカラグアに加え、各地域の予選を勝ち抜いた合計12チームが出場し、世界一の称号をかけて競う。日本は昨年9月に第31回BFAアジア選手権で優勝し、出場権を獲得。2016年に記念すべき第1回大会で優勝した後、第4回、第5回大会を連覇中で、目指すは大会3連覇だ。U-23代表は当初、プロアマ混成チームだったが、第4回大会から社会人の若手選手が出場しており、今回もアマチュア中心のチーム編成が見込まれる。


写真提供=Getty Images(2025年日米大学野球)

大学代表、高校代表は新任監督が指揮

 大学代表は例年通りであれば、6月26日からオランダ・ハーレムが舞台となる第32回ハーレムベースボールウィークに参加することになる。隔年開催の日米大学野球と重ならない偶数年に実施され、2024年の前回大会では日本は全勝で2大会ぶりに優勝を飾った。昨年12月2日に就任した鈴木英之監督(関西国際大)にとって、これが初陣となる予定。就任直後に代表候補選手を集めた強化合宿を行うなど意欲的で、どのようなチーム作りを進めるのかも興味深い。

 夏の甲子園が終わった直後の開催が見込まれるのが、第14回BFA U18アジア選手権だ。こちらも隔年開催で、前回は2024年に台湾・台北で開催された。日本は東海大相模高の藤田琉生投手(北海道日本ハム)や花咲徳栄高の石塚裕惺内野手(読売)らを擁して決勝まで進んだが、チャイニーズ・タイペイに敗れて2大会ぶりの優勝ならず。今年は新任の岡田龍生監督(東洋大学附属姫路高)の下、2016年以来となる頂点を目指したい。

 また、時期は未定だが、U-15代表は第7回WBSC U-15野球ワールドカップ、U-12代表は第12回BFA U12アジア選手権に参加する見込みとなっている。

女子代表は大会8連覇へ向け、グループステージに参戦

 2024年に前人未到のワールドカップ7連覇を飾った女子代表は、7月に米イリノイ州ロックフォードで開催される第10回WBSC女子野球ワールドカップ グループステージに臨む。昨年の第4回BFA女子野球アジアカップで優勝した日本を含む12チームが出場予定で、ベネズエラやチャイニーズ・タイペイらも出場を決めている。グループリーグを勝ち進んで、大会8連覇に弾みをつけたい。

 野球を原型とするストリートスポーツ、Baseball5では第2回WBSC Baseball5ワールドカップがイタリアで開催される予定。10月にセネガルが舞台となるダカールユースオリンピックでも正式競技として実施される。

 もちろん、各カテゴリーで目指すは「優勝」の二文字だ。2026年はいくつ優勝を飾ることができるのか。まずは、3月にWBCを戦うトップチームが大会2連覇を決め、最高の流れを侍ジャパンに呼び込みたい。

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