侍ジャパンを牽引する主砲へ 筒香嘉智が見せた成長の跡

2016.3.7

6日の第2戦(京セラドーム大阪)で4番に起用された筒香嘉智(横浜DeNA)が、 本塁打を含む3打点で勝利に貢献した。試合の流れを引き戻す打点に「ランナーを還すことを考えた。最低限のことができたと思う」と、4番の仕事を振り返った。

写真提供=Getty Images

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着実に成長する大器、4番・筒香が本塁打含む3打点の活躍

 チャイニーズ・タイペイに9-3で勝利し、「日本通運presents 侍ジャパン強化試合」を2連勝で終えた侍ジャパン。6日の第2戦(京セラドーム大阪)で4番に起用された筒香嘉智(横浜DeNA)が、 本塁打を含む3打点で勝利に貢献した。

 1点を先制された4回には、無死一、三塁のチャンスでセンターへ大きな犠牲フライ。試合の流れを引き戻す打点に「ランナーを還すことを考えた。最低限のことができたと思う」と、4番の仕事を振り返った。

 9回にはだめ押しとなるライトスタンドへの2ラン本塁打。

「低めのスライダー。強く振ることだけを考えていた」と話し、「周りの選手がチャンスを作ってくれたので、何とかしようと思った」と仲間に感謝した。

 4番という打順に関しては、「侍ジャパンではほとんど意識していない。周りがすごい選手ばかりなので、監督さんに行けと言われたところで一生懸命頑張りたい」と、謙虚に話した。

「オフにドミニカに行って、バッティングを少し変えた。ブレが少なくなって、今の所いい感じです」

 横浜DeNAの4番として、そして侍ジャパンの4番として、大器が着実に成長している。

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