吉田正尚、決勝弾まで「重苦しい雰囲気でした」 打率5割の存在感で3連勝に貢献
野球日本代表「侍ジャパン」は8日、東京ドームで行われた「2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ」(以下WBC)のオーストラリア戦に4-3で勝利し、3連勝で1次ラウンドの1位通過を決めた。0-1の7回、吉田正尚外野手(ボストン・レッドソックス)が2戦連発となる逆転2ランを放ち、チームを救った。
写真提供=Full-Count
序盤はオーストラリアの投手陣に苦戦
野球日本代表「侍ジャパン」は8日、東京ドームで行われた「2026 ワールドベースボールクラシック™ 東京プール presented by ディップ」(以下WBC)のオーストラリア戦に4-3で勝利し、3連勝で1次ラウンドの1位通過を決めた。0-1の7回、吉田正尚外野手(ボストン・レッドソックス)が2戦連発となる逆転2ランを放ち、チームを救った。
「重苦しい雰囲気でしたので、なんとか良かったです」
侍ジャパン打線はオーストラリアの高身長でリーチの長い投手陣に苦戦した。走者は出すがホームが遠い。6回の守備では失策も絡んで1点を献上。直後の攻撃では、2死満塁で打席に大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)という絶好機を迎えたが、捕手からの送球で二塁走者が刺されてチェンジに。嫌なムードが漂っていた。
感触が「手に残らない」という完璧な手応え
相手のペースで進んで迎えた7回2死二塁、打席に立った4番の吉田選手は左腕ケネディ選手の低め変化球をすくい上げた。打球は高い放物線を描き、右中間スタンドへ飛び込んだ。
「打った感じは本当に(感触が)手に残らず。良い時って(衝撃が)手に残らないので。振り切れたっていうことじゃないですかね」
本塁打を確信した“無感触”。最強のスラッガーは誇らしげにダイヤモンドを一周した。ベンチでは総出の仲間に迎えられた。

今大会はここまで打率5割、2本塁打、6打点という4番の存在感
7日の韓国戦に続く2戦連発。WBCでは通算4本目で日本人選手では単独トップとなった。2023年の前回大会では準決勝のメキシコ戦で起死回生の同点3ランを放っているが、この日も新たな“伝説”となる一発になった。
「なんとか自分のベストスイングをしようと思って、それが結果的にホームランになったので、本当に運が良くてよかったです」
謙虚に振り返ったが、今大会はここまで3試合で10打数5安打の打率.500、2本塁打、6打点と大暴れ。勝負強さは際立っている。
決めた米国での決勝ラウンド進出「一戦必勝で力合わせる」
日本は苦しい展開を制して3連勝を飾った。「国際大会は本当にこういう厳しいゲームたくさん続きます。最後のゲームセットになるまで、みんな諦めてなかったと思いますので、勝てたことが一番だと思います」。一丸となって戦う仲間が頼もしかった。
チームは9日の休養日を挟んで10日はチェコと対戦。その後は、いよいよ米国・マイアミが舞台の決勝ラウンドへと進む。
「今日は絶対勝たないといけないと思っていましたので、本当に最後みんなで掴んだ勝利だと思います。マイアミで厳しい戦いも続きますけれども、一戦必勝でみんなで力を合わせてやっていきます」と、お立ち台で高らかに誓った。4万を超す観衆で埋まったスタンドから大歓声が降り注いでいた。
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