開幕1軍へ好位置からスタート! 侍ジャパン経験を持つ新人16選手が1軍キャンプ入り
NPB12球団は2月1日、一斉に恒例のキャンプインを迎えた。今季から千葉ロッテの1軍が沖縄・石垣島を離れて宮崎・都城市へキャンプ地を移転。そのため、宮崎では福岡ソフトバンク、オリックス、埼玉西武、ロッテ、読売、広島東洋の6球団、沖縄では北海道日本ハム、東北楽天、阪神、横浜DeNA、中日、東京ヤクルトの6球団が、日本一を目指して始動した。
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1軍キャンプでスタートを切る新人32人のうち、16人が侍ジャパン経験者
NPB12球団は2月1日、一斉に恒例のキャンプインを迎えた。今季から千葉ロッテの1軍が沖縄・石垣島を離れて宮崎・都城市へキャンプ地を移転。そのため、宮崎では福岡ソフトバンク、オリックス、埼玉西武、ロッテ、読売、広島東洋の6球団、沖縄では北海道日本ハム、東北楽天、阪神、横浜DeNA、中日、東京ヤクルトの6球団が、日本一を目指して始動した。
キャンプインに先駆けてファンが注目するのは、各球団が発表するメンバー振り分けだ。実績のあるベテラン選手は各自に調整方法が委ねられる一方、開幕1軍の座を狙う若手選手たちにとってキャンプはサバイバルの場。チーム方針によるところも大きいが、まずは1軍キャンプのメンバーとなり首脳陣に直接アピールできるチャンスを狙いたいところだ。
今季新たにプロの門を叩いた115選手のうち、2月1日を1軍キャンプで迎えたのは32人。そのうち16人がアマチュア時代に野球日本代表「侍ジャパン」の一員として国際大会を戦った経験を持つ。最も多かったのが大学代表経験者の13人だ。
2025年の大学代表からは13人…4球団は全新人選手が2軍スタート
2025年のドラフト会議は大学生が豊作で、同年の「第45回日米大学野球選手権大会」選出メンバー26人のうち、16人が指名を受けた。米国代表を相手に5戦全勝し、21年ぶり3回目の完全優勝を果たした大会。そこで最高殊勲選手に輝き、主将も務めた松下歩叶内野手(東京ヤクルト)と同じドラフト1位組としては、平川蓮外野手(広島東洋)、中西聖輝投手(中日)、小島大河捕手(埼玉西武)も1軍キャンプスタートとなった。
ドラフト2位組からは齊藤汰直投手(広島東洋)、桜井頼之介投手(中日)、谷端将伍内野手(阪神)、毛利海大投手(千葉ロッテ)、伊藤樹投手(東北楽天)の5人、ドラフト3位組からは勝田成内野手(広島東洋)、山城京平投手(読売)、秋山俊外野手(埼玉西武)、繁永晟内野手(東北楽天)の4人が1軍キャンプのメンバーに選ばれた。
勝田選手と副将の繁永選手は3年生だった2024年にも大学代表入りした逸材で、日米大学野球で打率.429を記録して首位打者となった秋山選手、3試合に登板して7回無失点で最優秀投手となった毛利投手ら、即戦力として期待される選手が多く、この中から開幕1軍入りを果たす選手が誕生しても不思議はない。
大学代表経験者で1軍キャンプ入りしていないのは、立石正広内野手(阪神1位)、小田康一郎内野手(横浜DeNA1位)、大塚瑠晏内野手(北海道日本ハム3位)の3人だが、福岡ソフトバンク、北海道日本ハム、オリックス、横浜DeNAの4球団はルーキー全員が、阪神も谷端選手を除くすべてのルーキーが2軍スタートとなっており、球団の育成方針が色濃く表れていると言えそうだ。
高校生は千葉ロッテ1位の石垣、社会人は東京ヤクルトの増居と石井
高校生ルーキーで唯一、1軍キャンプ入りしたのが、千葉ロッテ1位の石垣元気投手だ。高崎健康福祉大学高崎高では1年生の時からベンチ入りし、2年春の選抜高等学校野球大会では5試合に登板する大車輪の活躍でチームを優勝に牽引。U-18代表として出場した2025年の「第32回WBSC U-18野球ワールドカップ」では3試合で投げ、準優勝に大きく貢献した。千葉ロッテは昨季、チーム防御率が3.60と12球団最下位で、2桁勝利を収めた投手はいなかっただけに、投手陣の底上げは大きな課題となっている。将来的にはエースの期待がかかる最速158キロのルーキー右腕が、どのような刺激をチームに与えるのか注目される。
池山隆寛監督の下、新たなスタートを切る東京ヤクルトでは、社会人ルーキー2人が1軍キャンプからスタートする。ドラフト4位の増居翔太投手は2025年の「第31回BFAアジア選手権」に社会人代表として出場し、2試合に先発。ベストナイン(先発投手)に輝く力投で、日本の優勝に貢献した。同6位の石井巧内野手は2024年に「第5回WBSC U-23ワールドカップ」に出場し、大会連覇を果たした。ともに大学時代はドラフト指名漏れを経験し、社会人野球で実力に磨きをかけてきただけに、キャンプでしっかりとアピールをしたいところだ。
レギュラーシーズンが幕を開ける3月27日、侍ジャパンで経験を積んだルーキーで1軍の座を射止める選手が現れるのか。春キャンプ、オープン戦と続く道のりを、期待を持って見届けたい。
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