侍ジャパンU-15代表、4連勝かけチェコと対戦 地元出身・黒須大誠が先発へ
「第3回 WBSC U-15 ベースボールワールドカップ in いわき」は1日、予選リーグ4日目を迎える。オーストラリア、キューバ、韓国を下し、3連勝中の侍ジャパンU-15代表は1勝2敗のチェコと対戦する。
写真提供=Getty Images
ここまで無傷の3連勝、鹿取監督「またチームがまとまった感じがする」
「第3回 WBSC U-15 ベースボールワールドカップ in いわき」は1日、予選リーグ4日目を迎える。オーストラリア、キューバ、韓国を下し、3連勝中の侍ジャパンU-15代表は1勝2敗のチェコと対戦する。
グループA負けなしの日本。3試合で30安打を放ち、32得点を挙げている。活発な打線の中でもクリーンアップがしっかりしている。3番・稲生賢二は3試合で11打数5安打5打点と勝負強さを発揮。4番・嘉手苅将太は1、2試合目でマルチヒット、3試合目は3安打と安定してヒットを重ね、6割3分6厘の高打率を残している。2、3戦目で5番に入った小山翔暉も2安打ずつを放ち、計3打点。3試合で6打数4安打だ。
投手陣も好投を見せている。オーストラリアとの1戦目は岡田幹太、宮城大弥、星野恒太朗、中田惟斗がつないで完封。前回大会優勝国のキューバも及川雅貴、不後祐将の左腕リレーで零封した。韓国戦では櫻井佑輝が今大会初失点を喫したが、その後を北田雅也が救援。最後は辻憲伸がピシャリと抑えた。
今日のチェコ戦は地元のいわきボーイズから代表入りした黒須大誠が先発予定。鹿取義隆監督は「緊張していると思うが、いろんな思いがあると思うので頑張ってもらいたい」とエール。黒須は1戦目に9番・ライトで出場しており、登板は初。オーストラリア戦後には「持ち味はキレのある回転のいいストレートとスライダーだと思うので、それをどんどん投げて、どれだけ世界に通用するのか、楽しんでやっていきたい」と話しており、いよいよ、その時が来た。
連勝街道を走る日本。鹿取監督は韓国戦後、「(失点はあったが)勝ちは勝ち。チーム全体で勝ち、またチームがまとまった感じがする」と話しており、チームの成長を実感している様子。チェコ戦も一丸となって戦う。
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