侍ジャパンU-15代表が韓国に7回コールド勝ちで無傷の3連勝！

31日に行われた「第3回 WBSC U-15 ベースボールワールドカップ in いわき」の予選リーグ3日目。日本は韓国と対戦し、15-4の7回コールドで下した。これで1戦目から無傷の3連勝だ。

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鹿取監督「いい状態できている」

　31日に行われた「第3回 WBSC U-15 ベースボールワールドカップ in いわき」の予選リーグ3日目。日本は韓国と対戦し、15-4の7回コールドで下した。これで1戦目から無傷の3連勝だ。

　日本は今大会初めて初回に得点を奪った。四死球と暴投で1死二、三塁から4番・嘉手苅将太の左中間を破る二塁打で2点を先制。5番・小山翔暉の中前適時打、7番・植田太陽の一ゴロの間に追加点を奪った。

　いきなり4-0とリードを広げた日本だったが、2回、先発・櫻井佑輝が乱れた。初回からボールが高かったが、この回の先頭打者を四球で歩かせると、中安と犠打で1死二、三塁。8番のパク・ソンウの左安で1点を返され、日本は今大会初めて失点した。さらに四球を与えると、満塁で暴投して失点。2死満塁では2番のチョ・ミンソンに押し出し死球を与え、1点差とされた。その後も櫻井は制球に苦しみ、四球を出したところで降板。2番手で北田雅也がマウンドに向かい、2死満塁をサードゴロで切り抜けた。

　4-3とわずかなリードとなった日本だったが、すぐに突き放した。2回。この回、先頭の9番・田口夢人がセンター前ヒットで相手のエラーも絡み二塁も陥れると、1番・宮城大弥の右安、2番・近藤大樹の内野安打で無死満塁。ここで3番・稲生賢二が初球の変化球にバットを振り抜き、一塁線を破る走者一掃の三塁打を放った。稲生は4番・嘉手苅の中前適時打でホームイン。この回も4点を奪い、再びリードを広げた。

　4回には野口海音の2点タイムリーで追加点を入れた日本。6回には4四球や韓国の守備のミスが絡み、5点を奪取。12安打を放ち、15得点で予選リーグ3連勝を飾った。

　投げては、北田が4回1/3を投げ、6安打1失点と粘投。7回は辻憲伸が3人で締めた。鹿取義隆監督は「1人、けが人が出て心配」と2回の打席で右足に自打球を当てて途中交代した植田を気遣いながら、「いい状態できているので、このまま体調管理をうまくやっていきたい」と今後を見据えた。1日は、ここまで1勝2敗のチェコと対戦する。

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