U-23の一覧
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U-12代表から社会人代表まで24選手 「侍ジャパン」からNPB入りする経験者たち
コロナ禍に揺れた2020年が幕を下ろし、まもなく新たな年が始まりを告げようとしている。NPBでは10月26日に行われた2020年度新人選手選択会議の結果、2021年には支配下選手として74人がプロ野球の門を叩くことになった。この74人の中には、かつて野球日本代表「侍ジャパン」のユニホームに袖を通した選手も多い。そこで「侍ジャパン」の各カテゴリー別に、来春にNPB入りする主な代表経験選手を紹介していきたい。
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「日本の野球はしっかりしている」 元U-23代表が頂点を極めた舞台で感じた強み
2020.11.09 U-23世界の頂点に若きサムライたちが立った。2016年にメキシコのモンテレイで開催された「第1回 WBSC U-23ワールドカップ」。初めて開催となったこの大会でチームを世界一に導き、自身は大会MVPに輝いたのが、福岡ソフトバンクの真砂勇介外野手だった。
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横浜DeNA・期待の新人が大学代表で得た自信 「チームを背負わせてもらった」
2020.11.02 U-232018年7月。当時、明治大学3年生だった伊勢大夢投手(横浜DeNA)は、生まれて初めて侍ジャパンのユニホームに袖を通し、マウンドに上がった。この年、台湾で開催された「第6回 FISU世界大学野球選手権大会」に出場する侍ジャパン大学代表に選出。「憧れでもあったので、うれしかったですね」と振り返る。
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高校時代は無名も大学代表では4番 ドラフト候補スラッガーが侍ジャパンで得た学び
2020.10.19 U-232019年の第43回日米大学野球選手権大会で、3年生ながら4番を務めた中央大学の牧秀悟内野手。今年のプロ野球ドラフト会議では上位指名が期待され、昨年11月30日から3日間行われた侍ジャパン大学代表候補選手選考合宿では主将役も務めた。だが、今年はあいにく新型コロナウイルス感染拡大の影響で、第30回ハーレムベースボールウィーク、第1回アジア大学野球選手権大会、第44回日米大学野球選手権大会などの国際大会が開催延期、または中止となってしまった。
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U-21代表経験を「生かせず終わった」 プロ3年で引退した元中日右腕が抱く想い
2020.09.14 U-23あまり喜怒哀楽を出さない性格でも、その時ばかりは表情が緩んだ。「あの侍のユニホームが着られるんだなと」。2014年11月に台湾・台中で開かれた「第1回 IBAF 21Uワールドカップ」。21歳以下の選手たちで構成する若き侍ジャパンのメンバーが直前の10月に発表された時、当時、三菱日立パワーシステムズ横浜(現三菱パワー)に所属していた野村亮介氏は、誇らしく思った。
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高校・大学代表で増した向上心「すごく練習した」 千葉ロッテ2年目左腕の成長記
10年ぶりの日本シリーズ優勝を目指し、今季は開幕からリーグ上位を争う千葉ロッテ。その中でも石川歩投手、美馬学投手といったベテラン勢に続き、先発ローテーションを守っているのが、プロ2年目の小島和哉投手だ。
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戸惑った初の国際大会 横浜DeNAの25歳右腕を成長させたU-21代表の経験
2020.08.17 U-232014年11月、21歳以下の選手が参加する「第1回 IBAF 21Uワールドカップ」が台湾・台中で開催された。野球日本代表「侍ジャパン」U-21代表は全勝で決勝にコマを進めたが、最後はチャイニーズ・タイペイに敗れて2位に終わった。当時、読売に所属していた平良拳太郎投手(現・横浜DeNA)も19歳のルーキーながらマウンドに立った。
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ロッテ期待のルーキー捕手が成長を実感 2年連続で選ばれた大学代表での経験
2020.07.27 U-23正直なことを言えば、千葉ロッテのルーキー・佐藤都志也捕手にとって大学進学は、第一志望の進路ではなかった。福島県の強豪・聖光学院高校で2度、夏の甲子園に出場し、プロ志望届を提出したが、ドラフト会議で名前は呼ばれず。「ショックな気持ちがあった」と振り返るが、結果として進んだ東洋大学で過ごした日々は「自分の中では大きな4年間だったと思います」と胸を張る。
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「もっと聞いておけば…」元読売内野手がジュニア世代に伝えるU-21代表で得た学び
2020.07.06 U-232014年11月、21歳以下の選手が参加する「第1回 IBAF 21Uワールドカップ」が台湾・台中で開催され、野球日本代表「侍ジャパン」U-21代表は決勝でチャイニーズ・タイペイに敗れて2位となった。読売の野手代表として出場した辻東倫氏は、決勝に鈴木誠也外野手(広島東洋)、近藤健介外野手(北海道日本ハム)らとともに先発出場。この試合を含む7試合に出場し、打率.308、3打点と活躍した。
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大学代表で増した自信とキャプテンシー 中日・柳裕也が語る侍ジャパンの特別感
2020.06.22 U-23野球ができない時間は思った以上に長かった。ようやく、ペナントレースの幕が上がった。予期しなかった事態を乗り越えていくため、今こそ必要なのは「団結」。その大切さを、中日・柳裕也投手は知っている。