大谷翔平のWBC初参戦決定 3大会ぶり優勝に意欲「1位以外を目指したことがない」

2023.1.16

野球日本代表「侍ジャパン」は3月9日に開幕する「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール」(WBC)に出場予定の一部メンバーとなる12選手を先行発表した。その中から大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)は1月6日、都内ホテルで行われた記者会見に栗山英樹監督と共に出席。紺と赤を基調としたビジターユニホームを身にまとい、「素晴らしい選手が集まってくれているので、優勝だけ目指して頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

写真提供=Full-Count

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2017年は右足首痛で出場辞退「勝つことだけを考えていきたい」

 野球日本代表「侍ジャパン」は3月9日に開幕する「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール」(WBC)に出場予定の一部メンバーとなる12選手を先行発表した。その中から大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)は1月6日、都内ホテルで行われた記者会見に栗山英樹監督と共に出席。紺と赤を基調としたビジターユニホームを身にまとい、「素晴らしい選手が集まってくれているので、優勝だけ目指して頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

 大谷投手にとっては初のWBCだ。2017年の第4回大会でもメンバー入りしていたものの、右足首痛で出場を辞退した。「優勝だけを目指して。勝つことだけ考えていきたいなと思っている。前回出られなかったですし、自身としても初のWBC。楽しみにしながら頑張りたいと思っています。野球を始めてから今日まで1位以外を目指したことはないので」と王座奪還にかける想いを語った。

11月に参加を決断「決断のしやすさは栗山監督だからこそ」

 昨年8月、北海道日本ハム時代の恩師でもある栗山監督と面談した。WBCはメジャーリーグの開幕より1か月ほど早く開催される真剣勝負であり、オフ期間中も急ピッチの調整が求められる。面談から2か月後の10月に帰国した際はまだ出場を決められなかったが、11月中に指揮官に参加の意思を電話で伝えた。

 会見では「おそらく誰が監督でも、出たいなという気持ちは前向きだった」と笑わせたが、二刀流選手として導いてくれた栗山監督への想いは当然ある。「自分の知っている監督が指揮を執るのか、そうでないのかは、選手にとっては大きいところではある。決断のしやすさは栗山監督だからこそ、というのはあるかもしれない」と打ち明けた。

ダルビッシュとの共闘に感激「個人的にはすごく特別なこと」

 日本球界を引っ張る村上宗隆内野手(東京ヤクルト)や同じ岩手県出身の佐々木朗希投手(千葉ロッテ)と初めて同じユニホームを着て戦う。1994年生まれの28歳。年下の選手が増えたが、自ら積極的にコミュニケーションを図るつもりだ。

「とりあえず話すことじゃないですかね、自己紹介からだと思いますけど。年齢も上なのか下なのかちょっと分からない選手もいると思うので、とりあえず最初は全員敬語から入りたいなと思います」

 北海道日本ハムの先輩にあたるダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)とも、初めてチームメートとなる。「個人的にはすごく特別なことじゃないかなと。僕が一番野球が楽しかった時期の日本を引っ張ってきた投手の1人なので、ずっと見てきました。そういう方と(同じチームで)できるのは、自分にとってもチームにとっても素晴らしいことじゃないかなと思います」と声を弾ませた。

注目の起用法は調整中 栗山監督「球団との確認が必要」

 注目されるのが、投打の起用法だ。栗山監督は「球団との確認が必要」と話し、調整中であることを強調。大谷投手も「選手は使われる立場。自分で他の選手の起用法をタッチできるわけではないですし、自分にできることを精一杯やりたいです」と、指揮官に託す意向だ。ただ、本番へ向けた準備は順調に進んでいるようだ。

「調整は例年通り。本当に体調がいいことだけが今のところいいことだと思うので。このままの流れでいければ、いい状態で臨めるんじゃないかなと思います」

 日本のファンの前で投打同時出場したのは、北海道日本ハム時代の2018年10月4日オリックス戦(札幌ドーム)が最後。リアル二刀流での凱旋にも期待が高まる。

少年時代に憧れた舞台でプレーへ「1つの夢として思っていました」

 日本がWBCで世界一となった2006年、2009年は、まだ小中学生だった。その戦いをテレビで見守ったことを覚えている。

「僕自身が一番野球が楽しい時期に見せてもらった。いつか自分がここでプレーできたら面白いだろうなと。1つの夢として思っていました」

 あれから14年。今度は自身が侍ジャパンの中心選手となり、少年時代に憧れた舞台に立つ。そして、懸命なプレーで次世代の子どもたちに野球の素晴らしさを伝えるつもりだ。晴れやかな表情で臨んだ記者会見では、迫り来るその瞬間を待ちきれない様子だった。

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