初黒星で得た収穫と課題 侍ジャパンU-15代表主将「決勝でもう一度、米国と」

2016.8.6

「悔しいだけです……」。試合後、キャプテンの野口海音は唇をかんだ。予選リーグを5戦全勝で1位通過。チームの和も強まり、スーパーラウンド初戦でもベネズエラに勝利し、負けなしで臨んだアメリカ戦だった。

写真提供=Getty Images

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今大会7戦目で初黒星、野口海音主将「声で押されていた」

 5日に行われた「第3回 WBSC U-15ベースボールワールドカップ in いわき」のスーパーラウンド2戦目。日本はアメリカに2-5で競り負けた。

「悔しいだけです……」。試合後、キャプテンの野口海音は唇をかんだ。予選リーグを5戦全勝で1位通過。チームの和も強まり、スーパーラウンド初戦でもベネズエラに勝利し、負けなしで臨んだアメリカ戦だった。しかし、スーパーラウンド初戦でキューバに2-11で敗れていたアメリカは気合十分。「声で押されていた。負けないようにいいプレーが出れば、声や元気を出していたが……」と野口。意地とプライドを持ち、ぶつかってきた宿敵の気迫に押された。

 アメリカの投手は130キロ後半から140キロ中盤をコンスタントに投げる投手ばかり。「いつもは足を上げてタイミングを取るが、今日はノーステップ気味で打った。バットも指1本分を短く持った」と工夫も凝らした。その成果は1-2の6回に表れる。「意地でも出て、流れをこっちに持ってこようと思った」。6回の先頭打者だった野口は、カウント3-1からの4球目、135キロの直球をレフト線に運んだ。ここでアメリカは先発・スコットが降板。野口は5番・小山翔暉の犠打で三塁に進むと、7番・不後祐将のレフト線二塁打で同点のホームを踏んだ。日本もプライドを見せた。

 敗れはしたが、アメリカから得たものもあった。アメリカの走者は投手が投球したボールを捕手がちょっとでも前に弾くとすぐに走ってきた。「普通なら走ってこないのに、アメリカは走ってきた。そういうところは学んでやっていきたい」。貪欲に、そして果敢に走ってきた姿勢は学ぶべき部分だと振り返る。

 6日はパナマと対戦する。チームの司令塔は「全勝でいきたかったので負けたのは悔しい。この悔しさを活かして、明日に臨みたい。決勝でもう一度、アメリカとやりたい」と前を向いた。

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