侍ジャパンU-15代表、同じく予選リーグ5連勝のアメリカと対決!

2016.8.5

「第3回 WBSC U-15ベースボールワールドカップ in いわき」のスーパーラウンド2戦目が行われる5日。予選リーグのグループA・1位の日本は、グループB・1位のアメリカを迎え撃つ。

写真提供=Getty Images

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長打の多いアメリカ打線、速球派の多いアメリカ投手陣に、どう立ち向かうか?

「第3回 WBSC U-15ベースボールワールドカップ in いわき」のスーパーラウンド2戦目が行われる5日。予選リーグのグループA・1位の日本は、グループB・1位のアメリカを迎え撃つ。

 予選リーグの5試合に続き、スーパーラウンドの1戦目もベネズエラに勝利した日本。投げては、及川雅貴、不後祐将、増木武寛が完封リレーを見せた。打線は、2番から5番を1つずつ繰り上げるニューオーダーで臨み、新4番の小山翔暉の先制打から確実にチャンスをものにしていった。7月31日の試合で右足に自打球を当てた植田太陽も2打点で復活をアピール。6回には1番・近藤大樹、2番・稲生賢二の新1・2番コンビが連続タイムリー。7回には9番・田口夢人の犠飛で追加点と、どこからでも得点できる打線に進化した。

「この年代は、なかなかホームランは出ないのでつなぐことが大事」と鹿取義隆監督。日に日に強まる選手たちのチームワークに加え、勝利に向かって、鹿取監督をはじめ、コーチ陣がチームにベストの戦略を探っていることも勝因だ。

 対戦相手のアメリカは、日本と同じく予選リーグを5戦無敗で勝ち抜いた。ところが、4日のスーパーラウンド1戦目ではキューバに2-11で敗戦。4回まで2-2と均衡していたが、5回に突如6点を失い、崩れていった。手痛い1敗を喫しただけに、日本戦にかける気持ちは強くなっているだろう。

 アメリカは予選リーグ5試合で65得点を挙げ、チーム打率.379と高い。二塁打、三塁打と長打も多いことも特長だ。日本の投手陣がいかに相手のウィークポイントを突き、踏ん張れるか。また、星子海星、野口海音のキャッチャー陣がどんなリードをするか。オフェンスでは、速球派が揃うアメリカの投手陣に振り負けず、日本らしいそつのない攻撃を仕掛けていきたい。

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