2戦連続完封勝利の侍ジャパンU-15代表、韓国戦は「まだ登板してない投手」起用へ

2016.7.31

31日に行われる「第3回 WBSC U-15 ベースボールワールドカップ in いわき」予選リーグ3日目。オーストラリア、キューバに2連勝した日本は韓国戦を迎える。

写真提供=Getty Images

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投打かみ合い開幕から2連勝と波に乗る侍ジャパンU-15代表

 31日に行われる「第3回 WBSC U-15 ベースボールワールドカップ in いわき」予選リーグ3日目。オーストラリア、キューバに2連勝した日本は韓国戦を迎える。

 日本は2試合とも完封勝ちを収め、まだ失点がない。オーストラリア戦は先発・岡田幹太ら4投手がつなぎ、キューバ戦は及川雅貴と不後祐将のリレーでスコアボードにゼロを並べた。鹿取義隆監督はキューバ戦後、「(韓国戦は)投げるピッチャーが決まっている。まだ登板していないピッチャーが投げます」と話しており、今大会初登板組がいい流れを引き継ぎたい。

 攻撃も好調だ。オーストラリア戦は7四死球と相手投手が荒れる中、11安打を浴びせた。キューバ戦も速球に振り負けず、また、狙い球も個々にきちんと絞って対応し、7安打を放った。2試合を終え、3番・稲生賢二、4番・嘉手苅将太が4安打を放っている。

 特に嘉手苅は派手な活躍はないものの、2試合ともに先取点に結びつく安打をマーク。いずれも先制のホームを踏んでいる。2番の近藤大樹は2試合で3打点と勝負強さを見せている。

 韓国は予選リーグ初戦でチェコに14-4と圧勝。3回に一挙6点を奪うビッグイニングを作り、12安打で快勝した。しかし、コロンビア戦は5-0とリードして迎えた8回に7点を失い、9回に3点を追加されて5-10の逆転負けを喫した。嫌な負け方をしているだけに日本戦は闘志を燃やして向かってくるだろう。

 それでも、日本は1勝するたびに気持ちを切り替え、地に足をつけて戦っている。守備も大きなミスがなく、守りから攻撃にいいリズムを作れている日本。グループAでは唯一の2勝で3試合目に挑む。

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